補聴器の基礎知識

補聴器は「聴力」で選びましょう!

補聴器は「聴力」で選びましょう!

9月の敬老の日には、お世話になっているおじいちゃん・おばあちゃん・身近な高齢者に感謝のメッセージやプレゼントを贈る人も多いのではないでしょうか。

補聴器をプレゼントに考えている人もいらっしゃるかもしれません。

しかし、補聴器はその人の聴力に合った補聴器を選ぶ必要があります。

補聴器を購入される際は、必ず補聴器を装用する本人と一緒にお店に行くようにしてください。

購入される前に注意して欲しい点をお伝えします。

●補聴器を使う前に耳の状態を観察し、聴力を測定します。

最近、聞き返しが多かったり、テレビの音量が大きいと感じられるので補聴器を検討してはどうかと思われるかもしれません。

どの高さの音がどの程度、聞こえていないのか。どのような言葉が聞き取りにくいのかを調べる必要があります。

聴力の状態には個人差があります。また補聴器は購入したら終わりではありません。

定期的に補聴器の調整が必要であり、聴力に変化がないか管理していく事も重要です。

耳にかけるタイプの補聴器か耳の穴に入れるタイプかを決めるにも本人の耳の状態と聴力の状態によって希望の補聴器をつける事ができるかを相談する必要があります。

●耳せんを選択するにも聴力が重要です

補聴器をつける時に耳の中に耳せんを入れますが、その耳せん選びもポイントです。

耳せんをすると自分の声がこもったように聞こえます。それを「自声強聴」と言います。

補聴器を初めてつける方には、よくみられる現象です。

耳せんがきつい程、自声強聴は強くなり、ゆるくすれば自声強聴は弱まります。

耳せんに穴があいているタイプ等もあり、その人に応じたサイズを選択する必要もあります。

耳せんがゆるいと補聴器から出た音が逃げていきやすくなるという事もあります。

その為、音をしっかり入れる目的でオーダーメイドの耳せん(イヤモールド)を作成する事もできます。

耳あな型の補聴器だと耳せん自体が補聴器の為、自声強聴が起こりやすくなりますが、どの位の大きさにしてどの程度、奥まで入れるように設定するか、穴(通気孔)を開ける等の工夫をする事で快適に使用して頂く事が可能です。

これらは聴力に応じて選択します。また、耳せんが合っていたとしてもきちんと耳にはまっていないとピーピー音が鳴る(ハウリングと言います)現象が起こります。

適切な耳せんを使用する事で補聴器を装用しようという意欲の向上に繋がります。

●補聴器を使用するには本人の意欲が必要です。

補聴器は、購入して終わりではありません。

購入してすぐに使いこなせるようになれば良いのですが、慣れるまでに少々時間がかかります。

加齢によって徐々に聴力が低下し聞こえにくくなっています。

その状態に慣れているので、補聴器をつけた途端、沢山の音が聞こえるようになりうるさく感じてしまいます。

その為、最初は音に慣れるまで音の大きさを抑えており、徐々に大きくしていきます。

本人が聞こえにくさを自覚して補聴器をつけようという意欲がなければ補聴器をつけなくなってしまいます。

●補聴器購入後は、聴覚リハビリテーションが必要です。

補聴器は、常用する事が重要です。装用する事で色んな音に慣れていくのです。

もちろん、難聴の程度や難聴が始まってからの期間がどの程度だったかによっても使いこなすようになる期間に個人差はあります。


●生活環境やライフスタイルも補聴器選びには必要です。

補聴器の価格は様々あり、沢山の機能がつく程、高額になる傾向があります。

高価な補聴器をつけないと聞こえないという訳ではありません。

本人がどの程度、外出されるか等のライフスタイルをもとに使いやすい補聴器を選択する事が大切です。

お店の人に予算を伝える事でその中から本人に合ったものを提案してくれるので相談なさってください。

●補聴器の貸出しの利用をしてみるのも良いでしょう。

すぐに購入しなくても、補聴器を貸出ししてくれるお店もあります。カタログを見るだけでは分かりにくい事が多いです。実際につけてみる事で分かる事も沢山あるのでお店で相談なさってください。

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